埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1769
■ 種類 学会発表
■ タイトル 埋立地ガスの簡易測定と精度管理
■ 著者 長森正尚    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2014
■ 誌名・巻・号・年 第35回全国都市清掃研究・事例発表会 平成26年1月22日
■ 抄録・要旨  埋立地10箇所58地点、不適正処理施設1箇所19地点、及び不法投棄現場1箇所11地点で、場内観測井及びガス抜き管内、あるいは地表1m付近から埋立地ガスを採取し、ガスクロマトグラフ(GC)法と簡易法で分析・比較検討したところ、簡易法による特徴は以下のとおりであった。 (1) H2及びH2Sは、ある程度の把握にとどまり、これらを多量に含む試料で総ガス濃度が100%を超えることがあった。 (2) CO2濃度は、簡易測定により約15%上乗せされた。 (3) CH4濃度は、VOCs等の赤外線吸収をもつ成分を含むと高く見積もられ、総ガス濃度が100%を超えることがあった。 (4) O2濃度は、GC法ではアルゴンも含まれることから、簡易法の方が低い値になった。  上述の特徴を踏まえた上で簡易法を利用すれば、迅速かつ簡易な状況把握が可能になると考えられた。
■ キーワード
■ リンク先URL